たからもの:047


 メイド遼ちゃんその2
具 美琴 様




ああああ、なんつーポーズをしておるのか、遼ちんっ!!
あどけない天使のような笑顔が
「襲え」
と言っているように見えるのは、私が狂っているからなのかッ。
あいもかわらずの猫耳とリボン付きのシッポ、
そしてそして、鎖骨を飾る首輪の鈴―――っ!!
なんでもないようなそっけない、むしろ冷たい表情をしていながらも、しっかりその鈴を鳴らす自分をシュミレーションしているアブナイご主人様の顔が目に浮かびます。
ああ、伊達のスケベっ!!(蹴)
だって、羽柴だったら鼻血噴いて出血多量で介抱されて、そのことでまた鼻血のエンドレスだろうし(ダメオちゃん)、伸だったらそのままダイレクトに襲いまくるだろうし(もうメイドじゃないです)、秀ちゃんだったらこういう格好はさせないんだもん!(既に私の中で、非常に男気のあるご主人様像が出来上がってる)
やはりこの状況をしっかりがっちりむっつり楽しむのは伊達以外にナシ!!
何してもブーツは脱がせないのだろうとか、あああ、もうっ。
何でこういう発想が出てくるのか、私!?
やはり「メイド」という響きが禁断の香りでいっぱいなのよねっ。
可愛いって、なんて罪なんでしょう・・・・
ぐみさん、キケンな香りを有難うー!!



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